火災保険 - 天ぷら油 火災
起こってしまったら、まず、可能だっだら火元のガスコンロなどの火を止めること。
その際、油はとても高温になっていますので、火傷には注意しましょう。
■強化液消火器による、火災対策
そして、実際の消火ですが、
強化液消火器(簡易消火器具)を使いましょう。
強化液消火器とは、強化液の主成分である炭酸カリウムの作用で、
天ぷら油が、これを使うことにより、ケン化(エステルの加水分解)反応を起こします。
(ケン化…石鹸のように変化すること。)
強化液消火器の使用後は、油はアルコール(グリセリン)と脂肪酸カリウム塩に変化します。
このケン化作用のため、天ぷら油の表面は、石鹸のような物質になり、
この部分が下の、まだケン化していない油を空気から遮断し、
天ぷら油の温度を非常に効率的に低下させることができます。
ですので、天ぷら油火災対策には、強化液消火器を用意することです。
※ただし、現在、強化液消火器として販売されている消化器の中には、
「中性強化液」という、天ぷら油火災には有効でないと考えられる物質が、
含まれているものもあります。
天ぷら油 火災 対策には、「日本消防検定協会」の鑑定マーク入りの、
天ぷら油火災への有効性が認められた、エアゾール式簡易消火具を選ぶことが、
ポイントとなります。
■消化器以外の、火災対策
しかし、一番の対策は、
天ぷら(揚げ物全般ですが)を揚げ始めたら、何があっても目を離さない。
電話がかかってこようとも、宅配や新聞勧誘などの訪問がこようとも、
超気になるニュース速報が始まったとしても、絶対に目を離さない。
しかし、突発的にどうしても目を離さなければいけなくなった時には、
必ず「火を消してから」です。
地震など、グラっときた時もまず「火を消す」。
揚げ物を再開するときは、安全が完全に確認されてからです。
■一番の天ぷら 火災対策
それは、「一瞬でも、気を抜かない」ことだと思います。
自分は大きな団地に住んでいましたが、数ヶ月に一度は「天ぷら 火災」がありました。
そして、どんなに小火ですんだとしても、火災を出してしまった居住者は、
退去命令が余儀なく出されていました。
もちろん、入居の条件で全員火災保険には、入っています。
私の親は、高齢になった今、「天ぷらは、家では揚げない」と決めました。
自分の天ぷら油の火災 対策に自信がなくなったからだそうです。
それも一種の対策ですが、
アツアツの揚げ物を食べれなくなった我が家は、なんかさびしくなりましたので、
天ぷらは、きちんと強化液消火器で対策をした上で、緊張感を持って揚げましょう!
夏は、冷たいおそうめんとサクサクの天ぷら、
そして、かたわらには「強化液消火器」をお忘れなく。
■参考文献
総務省消防庁消防大学校 消防研究センター : 「天ぷら油火災(消火器具)」
http://www.fri.go.jp/cgi-bin/hp/index.cgi?Page=hpd_view&ac1=JLL1&ac2=13&ac3=629&Page=hpd_view
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